映画44
ボーリング・フォー・コロンバイン
マンディンゴ
を見た。
ボーリング・フォー・コロンバイン
アメリカの歴史と銃規制問題をドキュメンタリーで撮ったマイケルムーア監督の有名な映画。
非常にショッキングな内容だった。特にNRA(全米ライフル協会)
銃乱射事件が起こったあとすぐに、コロンバインに行って大会を開くという
どこから見てもおかしい、いや狂った行為を行い「銃は渡さない」と
自信満々に言い放つ会長。
コロンバイン事件から今日までの銃乱射事件の一切の責任を取らないなんて凄まじい悪行。
あと
この映画は少し過剰なところがあるように思えるのが悪いところかな
黒人がアメリカで奴隷だったころを描いた強烈な映画。
この映画は黒人が奴隷だということを描いている以上に目を見張るのが
ドロドロとした人間関係だと思う。
そして、その根底にあるのが染み付いた風習や教育だと思う。
主人公は白人であるが他の白人に比べて優しく接したりするシーンが
あるんだけど染み付いたものが浮き出てくるところがあって、これのせいで
白人の嫁とうまくいかなかったり、自分のところで働かしている黒人に
「結局あなたはただの白人だ」と言われてしまったり
あと、一歩のところで優しくなれない。
ラストは何一つ救いのない終わり方であり、まるで戦争が最終局面に達し核が放たれたかのようなオチであった。