映画14
名もなく貧しく美しく
を見た
この映画は前から見たかったのだけど昨日、BSの山田洋二監督が選んだ家族映画100という番組で放送していた。
新聞のテレビ欄でこれを見つけたときは思わず声を上げてしまった。
ありがとう、山田洋二監督。
聴覚障害の夫婦が助け合いながら生きていく物語
やっぱり良かった。
なんだろう、すごい苦労していくんだけど夫がすごい。と思う。
あと、嫁(秋子)のお母さんも良かった
登場人物がしっかりしているなあと思った。
秋子はだんだんと報われる事のない貧乏生活に心を蝕まれていくのだけど
事あるごとに辛そうな顔をするのが何ともいえなかった。
普通の子供が生まれるのだけど、子供は親が元で学校でからかわれ喧嘩ばかり
するので秋子と対立するのだけど、どちらの苦悩も理解しあえないためすれ違いが
起る、そうしていく内に秋子は耳が不自由なせいで自分が満足に子供を育てれてない
と落ちていく
そんな時に一緒に住んでいた秋子の方の実の弟が借金をし、秋子が大事にし仕事にも使っていた
ミシンが借金取りにとられてしまう。
秋子は絶望し、自殺の書置きを残して家を一人で出て行く
夫の道夫は追いかけてなんとか秋子と同じ電車に乗るのだけど
ちょうど車両と車両の繋ぎ近くで秋子を見つける
でも、当時は車両の間に通路が無かったようで
道夫は秋子のところへ行けなかった。
そして
手話で会話して説得するっていうシーンがあり
泣きそうになった
ここが一番感動した。
この映画を見ながら思ったのは
夫婦のエゴとかを子供に押し付けたら子供はダメになる。
そういうシーンがあって勉強になった。
生きるのは難しいな